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年末年始をヨーロッパで過ごされた友人から郵便が届いた。そう言えば先日、「楽譜を見つけたので送りますね」と葉書もいただいていたっけ。彼はそういう所がとってもマメなのである。すごいな。
開封して驚いた。それは何と初渡欧&初渡仏旅行の際にパリのノートル・ダム教会で聞いたコンサートの演奏曲「武満を讃えて」だったのである! あれはもう5-6年も前で本人ですら想い出すのに少し時間を要するのに、それを旅先で想い出して求めてくださっただなんて。何ともありがたくて嬉しくて、言葉がない。Bさん、ありがとう♪
渡欧記の報告ページにも書いてあるのだが、渡欧旅行の際はなるべくコンサートやシアターゴーイングへ足を運ぶようにしている。事前に日本で調べていってももちろんよいのだが、案外旅先では簡単にコンサートに巡り会える。
ノートル・ダムでのコンサートは、楽譜を送ってくださった友人が事前情報で教えてくださっていたので、最初の大聖堂見学を終えた後に教会内でチケットを購入し、わくわくしながら後日のコンサートを待ったのだ。
私が何度か訪ねた初春の頃はちょうどバカンスと重なっていたらしく、いつも正オルガニストがいない時期で残念だったのだが、ノートル・ダムではスイスのオルガニストリオネル・ロッグのコンサートだった。
あの大聖堂で聞いたコンサートは、今でも鮮やかによみがえる。それはまさに聖堂内に再現された「宇宙」であった。時空を越え年代を超えて繰り広げられる音の浮遊やスペクタクル。「やっとヨーロッパまで来られたのだ・・」とあふれるばかりの思いでいっぱいになったのだった。
楽譜の解説を見ると、仏語・英語・日本語の3カ国表記。フランスの出版社であるのにだ。恐らく日本人と武満をかなり意識してのことだろうか。コンサート当時はまだフランス語をまったく理解していなかったので、仏文のプログラムノートを見ても分からなかっただろう。
最初を見ると、辞書をひかなくても私でも分かる程度のフランス語で「1997年に東京のオペラシティで初演」と書いてある。コンサート・イマジンからの委嘱作品であるらしい。オペラシティは近江楽堂やリサイタルホールは友人のコンサートを聞くために数度、大ホールはマイミク・サトコさんのコンサートでお訪ねした。大ホールそのものが武満のメモリアルホール。
日本語で「地・水・火・風」と書かれた4つのエレメント。いつかこの曲をコンサートで演奏できる日が来るだろうか・・。普段は小規模で1段鍵盤を奏することが多いので、もしかしたらこの曲を弾くのは電子オルガンがより現実的かもしれない。それでもせっかくのよい機会なので・・ネットでディスクも見つけて注文をした。
Bさん、近いうちにきっと演奏させてもらいますね♪ Merci・・∞

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