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コンサート1つには様々な背景やストーリーが存在します。今回もまたそれを実感させられた感謝なひとときでした。
リュートの周子さんとの出会いが与えられたのは、昨年の初秋。ネットつながりでイラストレーターの吉田さんからのご紹介で、今となっては細かいエピソードはあまり覚えていないのですがきっと古楽つながりだったのでしょうか。周子さんがテノールの長尾さんと東北ツアーをなさる・・ということで、その途中に白河でお会いして一緒にラーメンを食べたのでした。
東北ツアー、私は仙台のコンサートを聴きに行くことが出来ましたが、初めての生リュートはとても素晴しかった。テノールの長尾さんもとってもよいお声で聞き惚れました・・。その時にコンサートを紹介した声楽家が友人の絵里さんだったのですが、絵里さんも周子さんと親しくなられて今回の仙台でのコンサートが実現したようです。絵里さんは日本ではリュートコンサートは初めてだったそうですが(リューティスト自体が少ないのだとか)、ご自身もとても気に入られていました。歌と合わせるのはチェンバロよりも好きかも・・って。o(^-^)o

お二人は日曜日の午後に仙台のレストランでコンサートを予定していたのですが、せっかく九州から周子さんをお呼びするのにそれだけではもったいない・・!と今回の白河公演実現にたどり着きました。
地道に役員会へ企画を提出したり、なるべく経費がかからないように考えたり。小規模のコンサートとは言えやることがいろいろありましたが、でもPR以外はあまり大変なことも少なくて比較的恵まれていました。
土曜日は50名を越える方がいらしてくださり、1週間前の予約10数名で不安を抱いていたあの頃がウソのようです。ほとんどご招待券を配らなかったので、お金を払っていらしてくださった方ばかりなのです。本当にありがたいですよね〜。
今回のこだわりは、「有料」ということ。あのお二人の演奏では1000円でもかなり格安だったと思うのですが、白河価格に設定してみました。そしてお金を払っていただくことで、聴衆者にも音楽を楽しみつつ演奏者や音楽を支えて欲しい・・とのささやかな願いもありました。

コンサートを迎えるとき、いつも必ず1-2度はブルーになったりナーバスになります。演奏するときは演奏の準備等でそうなったり、また自主企画の時はPRや集客で苦労をしたり。今回もやはりそれを経験したのですが、それらを乗り越えた後にいつも充実感や成功が与えられるのです。
コンサートは山登りにも似ています。昨年連れ合いの両親と那須登山をしたのですが、頂上にたどり着くまではとっても厳しくて「もうイヤだ」と思うこともしばしば。でもあの頂上の爽快感を味わってしまうと、やはりやめられなくなってしまうのです。下山する頃は、「さ、次はどの山にしようか?」と。f(^_^)

また白河や教会ならではの発信を、今後も続けていくことが出来ますように☆ お祈りしてくださった皆さま、コンサートにいらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました♪
歌の微妙な立ち位置などは前日のリハで検討したのですが、とっても贅沢なコンサートになったのでは?と思っています。「とても響きがよいですね」と多くの方に言っていただけて嬉しかったです。
コンサート中の悪天候(快晴から一転、大雨・雷)にはちょっとびっくりでしたね。
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4/22のコンサート、お陰様で無事終了しました。皆さま、お祈りや声援をありがとうございました♪
今回はボランティア演奏で最初から依頼されていたのですが、でもヴァイオリンとの合わせやリハーサルも3-4回は出来たし、限られた中での精一杯の準備が出来てよかったなぁと思います。

アウシュヴィッツ平和博物館は、この地で開館してから3周年。以前は栃木の塩谷にあったのですが、土地の賃貸の件で移転を余儀なくされ、白河に転居しました。基本的に土地代は無料か格安の所のみを利用しているようです。現在ではNPO法人になりましたが、ボランティアによって運営されています。専従の館長はいますが、恐らく彼女のペイぐらいは出ているのでしょうか。手弁当で近くから遠くからボランティアさんが集っています。
我が家では来客の皆さんには博物館を案内するほか、賛助会員になってささやかなサポーターとなっています。今回このような形でご奉仕が出来たことは、個人的にとても嬉しいことでもありました♪

持ち込んだクラヴィノーバは、実は以前知人からいただいたお下がりなのです。でも電子楽器の利点は、音をしぼると夜中でも練習が出来る(!)ことと、今回のように持ち運べることですよね。もっとも運んだのは、今回が初めてでしたが・・。タッチも音色も意外にしっかりしているので、それなりに愛用しています。

会場はいつもは木戸や障子があるのを全部はずしてのオープンスペースというか、吹きっさらし。まだまだ白河は寒くて・・指が冷たくてちょっと辛かった。あぁ。ミニコンサートが全て終わっても指は冷たくて、よくあれで弾けたものです(汗)。でも教会のメンバーも4名ほど、他にも知人が何人かいらしてくださって感謝でした。しっかり5月のリュート&ソプラノコンサートのちらしも配ってもらって。最近全ては教会主催コンサートPRに利用しています。

博物館の建物は、古民家を移築してボランティアさんを中心に手作りです。長野の大工Tさんが定期的にいらして、ボランティアで新築・改築作業を続けておられます。1ヶ月2万円弱で食費をまかなうコツも今日の打ち上げでは教えてくださいました。敷地内にある山菜等を取って調理するのだとか! それだけでは足りないので、昨年から畑で野菜も作っているんですって。本当にすごい自給力ですね〜。
いわゆる「運動系」の方々の熱いエネルギーもいただきながら、以前からの知人の方もいらして和やかなひとときを与えられました。感謝です☆
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知らない世界はまだまだたくさんある。そして知らない楽器も。
昨夜はネットで偶然知り合ったカンテレ奏者あらひろこさんのコンサートへ出かけた。私が管理をしているリードオルガン/ハルモニウムのコミュニティへ参加してくださったことがきっかけで、「カンテレ」という未知なる楽器に出会うことがかなった。あらさんのブログを拝見すると、小樽在住なのに何と米沢でのライヴがあるという。ちょうどよいことに山形の高校でレッスンの帰りに寄られる・・と早速チケットを予約。山形で音楽教師をしているピアニストの友人も誘ったら彼女も快諾してくれた。

カンテレの美しさをどのようにたとえたらよいのだろうか。他の楽器で言うと小さなハープやリュートのように美しい。その音色はハープの弦が少し金属的になったようなきらきらした音色で、オルゴールにも似ている。ギターともよくマッチする。あらさんはブログから伝わるとおり、とても穏やかでステキな方だった。
山形でも雪深い米沢の地で、のんのんとそしてしずしずと降り積もる雪景色を横目で見ながら(帰りの峠越えをかなり心配もしながら)小さなカフェで奏でられる小さなコンサートは大変素晴しかった。まるで暖炉を皆で囲んでいるような・・。

コンサートはいつも、新たな出会いと発見に満ちている。あらさんの奏でるカンテレは、やはり北の音色がした。北海道在住で、ご自身はフィンランドでも生活や勉強をなさっている。男性のトールさんとのセッションだったが、カンテレのソロはまるで小さなオーロラを手で優しくなでているような・・そんな音色だったのだ。この至福の時間をお分かりいただけるだろうか。
カンテレという楽器は、民族楽器のジャンルに入るのかも知れない。コンサートのプログラムもクラシックではなくてノンジャンルというか、なじみのある曲がヨーロッパ民謡風にそして和風にアレンジされていてどれもよく楽器にマッチしていた。山形の赤湯地方の子守歌も演奏されたが、それはスカボローフェアと同じにおいがした。元々あの曲も英国民謡をサイモン&ガーファンクルがアレンジしたもので、オリジナルの曲は波多野睦美さんの歌われている「サリーガーデン」というディスクで聴くことが出来る。英国民謡と日本民謡は同じ「民謡」であるはずなのに、音楽的な違いのせいなのか自分の中でどこかくっきりと線引きがされているような気がする。その線を優しく壊してくれたのが今回のお二人の演奏だった。

その他のお二人の演奏曲は、アニーローリー、夜空のムコウ(スマップ)、それぞれのオリジナル、フィンランドの民謡など。アンコールはモダンアレンジのこきりこ節! カンテレやそれを囲む音楽は、おそらくどなたにもとても聞きやすく居心地がよいことと思う。それに比較すると、確かに「クラシック音楽は敷居が高い」と言われる理由もある意味では納得できる。クラシックはクラシックで、かちっと積み上げて構築していく素晴らしさが魅力だ。
楽器やジャンルの特殊性・違いはもちろんあるのだけれど、改めて自分と近しい音楽を振り返りまた奏で続けていきたい。
白河でもいつかカンテレのコンサートが出来たらいいな(夢)☆ きっと皆さんも聴いてみたいですよね。( ^^)/\(^^ )
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1月は関東圏へ行く用事が何度かあったのですが、今回は珍しくまったくの私用で東京でした。少し時間の余裕もあったので、初めて往復高速バスを使ってみましたが片道3時間弱(池袋〜白河なら2時間半でした!)で安いし、なかなかよかったです。また使ってみたいな。

昨年から大学の先輩に誘われていたのですが、レニングラード国立バレエ団の「ドン・キホーテ」を観ました。以前バレエを観たのは・・2003年にパリのオペラ・ガルニエスコットランドで観たきりです。そんなに久しぶりだったんだ・・。オペラを始めシアターゴーイングが大好きです。でもそうたくさんは行けませんし、行ったとしてもチケット代がすごく高いものもあるのですが自分では上限を決めていて高くても1万円。郡山での一日だけの巡回公演を利用すると、オペラの海外引っ越し公演でも1万円弱で観られるのでかなりお得なんです♪

今回のチケットはその予算を少し超えるぐらいのいいお値段だったのですが、さすがに値段に比例して素晴しかった☆ ロシア系のバレエ団は初めて観ましたが、やはりフランスとも英国ともまた雰囲気が違いますね。手足が長くて肌の色が透き通っていて・・目の保養になりまくりでした。衣装も大変豪華で見応えあり。
オペラだとどうしても音楽中心に鑑賞してしまうのですが、バレエは門外漢なのでかえって気楽に堪能できます。「ドン・キホーテ」の作曲家はミンクスという人で私は初めて聴きました。今回の公演では「バレエ付随音楽」の意味を体感できてとてもよい機会になりました。ミンクスの音楽はチャイコフスキーなどに比べると取り立ててメロディックというわけではないのですが、しかしやはり踊りとのバランスが絶妙で小さな「決め」や盛り上がりが音楽も踊りもあちこちにちりばめられていました。
「ドン・キホーテ」の発見! それは主役のドン・キホーテは踊らないのです。重要なキャラクターとしてもちろん登場はしますが、踊らない・・不思議でした。また、序曲のあたりはすぎやまこういちさんの「ドラ・クエ」の曲にも聞こえて困りました(笑)。
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今回で3度目の受講になる松明堂の「歌と詩の解釈、通奏低音のためのセミナー」。一日目は体調不良でやむなく欠席をしてしまいましたが、二日目と三日目は受講できて(3日目は1日目の振替え)やはり受講出来てよかったです。私は何事も時間をかけて熟成していくタイプなので、その場ですぐに出来るわけではないのですがゆっくりでも継続していくことに意義があるなぁ・・と今回改めて思いました。

帰り際に声楽講師の波多野先生に「毎回少しずつ変わってきているから、これからも続けてね。がんばってね」と言われて、先生の1ファンとしてもとっても嬉しかった♪ 演奏のみならず、人間的にもとてもステキな方です☆ 最新作のCDも購入してしまいました。
昨日のゼミでは午前中に音楽学者で元ICU大学教授だった金澤先生の講義もあり、先生の講義は一度は聞きたかったので念願かなって大変嬉しかったです。一日目を聞けなかったのは悔やまれますが・・またきっと別な機会があるでしょう。

昨日はゼミ修了後、ネットの知人エヌガールさんのお陰で知ったバロックダンスのコンサートに出かけました。バロックダンスは知識としては知っていて本も何冊か持っていましたが、実は生の舞台は初めてでとても楽しみでした。おまけに主催者は日本ではバロックダンスの第一人者でもある浜中康子さん。会場は浜離宮朝日ホールでした。一人で出かけましたが、会場へ着いたら今日一緒にゼミを受講していた山口からのお二人もいらしていてお互いにびっくり。遠くから東京へ来る方は、何かとどん欲なのかもしれませんね(笑)。

初めてのバロックダンスは素晴らしかったです! まさに映画「王は踊る」の世界ですね。演奏者はバッハ・コレギウム・ジャパンでも演奏されている方が多く、若松夏美さん(バロック・ヴァイオリン)、高田あずみさん(バロック・ヴァイオリン)、縣田貴嗣さん(バロック・チェロ)など日本でも一流の方々ばかり。そしてチェンバロ&ミュゼットは上尾直毅さんでした。貴族のバグパイプミュゼットの音色は生では初めてでしたが、何とも雅な音色でした。くせになりそう・・♪

バロックダンスで印象に残ったのは、「フェンシング指南」とバッハの無伴奏ヴァイオリン曲とのコラボレーション。無伴奏の曲とダンス! どこか突飛で大胆な組み合わせでしたし、若松さんのソロも本当に素晴らしかった・・。でもシャコンヌは好みが分かれるかもしれません。最後の方でダンスも加わりましたが、ソロだけで聞きたかったような気もします。
ダンスに合わせて音楽を奏でるのは、自然に演奏も変わっていくでしょうね。生の舞台を鑑賞してたくさんの示唆と気付きを与えられました。
そうそう、終了後にはエヌガールさんのお知り合いのバロックダンス研究家ご夫妻や、おまけにリコーダー(トラヴェルソだっけ?)奏者の前田Rさんにも初めてお会いしたり。バロックつながりでステキなひとときでした。
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サン・サーンスのオルガン付きシンフォニーのことを書きましょう。
時間がないながらもほんの少し余裕が出て来て、昨日は久しぶりにスカパー!で録画した「ノートル・ダム大聖堂のコンサート」という番組を観ました。てっきりクリスマスコンサートかと思ったら、何とサン・サーンスのオルガンシンフォニー3番オルガン付き! この曲は大好きですし、しかも大聖堂でなんて・・と嬉しくTVにかじり付き。
この曲をご存じない方は、映画で子ブタの「ベイブ」ちゃんのテーマ曲と言えばお分かりいただけますか? こちらの私のサイトで音源を聞けます♪ ベイブが歌詞を付けて歌っていて、とってもキュートなんですよ。
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実はこの曲、大好きなのに何かと縁遠い曲でした。と言うのも、東北ではオケとオルガンというシチュエーションが意外に少ないのです。大学や教会ではオルガン保有数の多い仙台でも、公共ホールには1台もオルガンがありません。ローカルの中新田や白石になります。あとは秋田のアトリオンや福島の音楽堂ぐらいでしょうか。盛岡のマリオスはバロックスタイルの楽器ですから、サン・サーンスの演奏は無理でしょう。
仙台で仙台フィルの演奏の時は(私は聞いたことがないのですが)電子オルガンを使っているようです。演奏者は芸大や国立音大卒の一流のオルガニストを使われていることも多いのに、本当にもったいないことです・・。

ようやく初めて生のサン・サーンスを聞いたのは今年の1月でした。コンサート案内をくださるカメレオン・オーケストラ(芸大卒メンバーのユニークなアンサンブル。以前のメンバーには、ピアノに山田武彦さんがおられました♪)からのメールで「チケットプレゼント!」というので早速メールをして、無事にゲット♪
指揮は小林研一郎さん、オケは日本フィル、オルガンは井上圭子さん・・という素晴らしい組み合わせ。場所はサントリーホールで、所沢で通奏低音のゼミを受講した後にサントリーへ直行しました。サントリーも実は数年ぶりで、久しぶりに優雅な気分に浸りました。
初めて生で聞いたサン・サーンスは大変素晴らしく、特に緩徐楽章はオルガンのまろやかな音色が味わえてとてもよかった。でもコバケンさんはサン・サーンスよりはスラブ系の音楽の方がより乗っていらしたし、それにシンフォニー最終楽章は思ったよりもオルガンが大音響ではなかったのです。「これ以上の大音量を求めるのは、お下品なのかな」という感想を持ちつつ第1回目の鑑賞は終わりました。

パリのノートル・ダムでのコンサート映像は、そんな私の期待に応えてくれる素晴らしい大音量でした! 単に大きいだけではなく、オルガンが存在感をアピールしてオルガニストやオルガンファンにはたまらないバランスでした♪ オルガンが入る部分は必ずコンソール(演奏台)をアップ! なかなかやってくれます・・。イギリスで録画したLDも持っているのですが、それは何とオルガンは一度も映らないという不思議な映像で・・かなり残念だったのです。
ただ石造りの大聖堂ですから響きすぎるきらいはあって、一部ずれている部分もあったのですが、それも許します〜という満足度を得られました。そもそもオルガンとオケがかなり離れています。オルガンはビルの何階?というかなり高い部分に位置。こちらでご覧ください。映像でこれだけよかったのですから、生の演奏はどんなに素晴らしかったことでしょう♪ オケはリール国立管弦楽団でした。
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この曲、「いつか弾く機会があるならば、死んでもいいかも」の曲ベストワンかもしれません。(^▽^)ノ サン・サーンスゆかりのサン・メリ教会は、私のサイト内ですがこちらへどうぞ。


先週の土曜日、会津での仕事を終えてから仙台へ直行し友人主催のコンサートに出かけました。翌週火曜日の夜は山形でコンサートもありましたし、正直どうしようかな・・と少し迷っていたのですが、コンサートでも共演させていただく友人でしたしそれにフォルテピアノとの共演はめったに聞くことが出来ないので少し無理をしても行こう!と思いました。彼女が今年、このために準備をなさっていたこともずっと知っていましたしね。(⌒‐⌒)

4時の仙台行きの高速バスに乗って、到着は7時ちょっと前。会場の常磐木学園シュトラウスホールに着いたのは開演直前でした。席は大体うまっていて、前だけが空いていたので2列目真ん中へ。演奏者と近いので、こちらがドキドキしたり(笑)。
フォルテピアノの伴奏が始まって、最初は少し「控えめで渋い音色だなぁ」と思ったのですが、歌とのバランスは絶妙で古楽が専門の絵里さんにはぴったりでした。ホールも噂には聞いていたのですが、大変響きのよい素晴らしいホールでした。東京のカザルスホールにも匹敵するかな? 彼女の発音や語尾の処理までもがこちらにきれいに伝わり(前にいたので、余計でしょうか)大変満足でした♪ 衣装も素晴らしかったし、彼女の日本での演奏活動において、記念に残る演奏会になることは間違いないでしょう!

絵里さんと私はオルガンとの共演がほとんどなのですが、彼女自体が「古楽器」なのかもしれないなぁ・・としみじみ思いました。オルガンというある種不器用な楽器では、合わせるのもいろいろとご苦労が多かったことでしょう。綿密に準備されたコンサートは、非常に丁寧に仕上げられたことがよく伝わり本当に素晴らしかったです。
私自身は実にたくさんの仕事を抱えながら演奏の準備も・・というコンサートがどうしても多くなりがちなのですが、彼女の1つのことがらへの集中力とこだわりは改めて我が身をも振り返らされて大変よき機会を与えられました。
今日は東京公演だそうです。また素晴らしい演奏をなさってくださいね♪

そう言えば、コンサートで隣に座られた女性がちょっとユニークな方でした。あちらから声をかけられたので少しお話をしていたら、ハワイにお住まいの方でMG大学の鈴木T先生とお知り合い、他にも共通の知人が多く、フランスにパリ郊外在住のオルガニストでピエール・コシュローの弟子がいるそうで、その方のご紹介もされました。フランスに行くときは連絡をすれば、オルガンも弾かせてくれるかも?ということだったのですが、そんな日がいつか来るといいなぁ。名刺をお渡ししたら後日メールもくださって・・何だか不思議な出会いに驚きつつ、疲れたけれども喜びに包まれて帰途へと着いたのでした。


昨日は日帰り東京でしたが、大変濃密な「芸術の秋」を堪能してしまいました♪ 毎年忙しい秋・冬もこれで元気に乗り切れそう!という感じです。
夜にはオペラを鑑賞の予定でしたが、朝9時台の新幹線で東京へ。ちょうどお昼にランチタイムオルガンコンサートがありまして、それにあわせていそいそと出かけました。会場は聖公会の聖パウロ教会。目黒の近く、祐天寺駅で下車。東急東横線は、普段はほとんど利用しないかもしれません。
駅から教会へ行くまでの道のりは下町のような住宅街のような。グリーンをたくさん飾っているおうちが多くて、ひととき目を楽しませてくれました。

今日の演奏者は、高橋博子さん。盛岡のマリオスのコンサートでもポスターでお名前とお顔を拝見していたので、お聞きするのが楽しみでした♪ そうそう、最近の話題では、ヴァイオリニスト五嶋みどりさんの弟さんの龍さんもデビューされましたが、初アルバムでヴィターリの曲でオルガンを弾かれていたのは高橋さんだそうです。

聖堂正面に据えられた美しい辻オルガンは、ドイツ・ブレーメン郊外の歴史的オルガンのレプリカだそうです。コンサート後に教会のオルガニストが教えてくださいました。そう言えば、演奏中によい意味で音が「うなる」んですよね。あれは歴史的楽器にも似ていて心地よかったです。
高橋さんの演奏は、とても素晴らしかったです。辻オルガンはどれもそれなりにクセや特徴があると思うのですが、それをほとんど感じさせない演奏技術で、プログラムは恐らく日本初演であるらしいフランスのボネ(1884〜1944)の「秋の詩 op.3」と、後半はバッハのみ。幻想的なボネと厳格なバッハを、実に見事に弾き分けておられました。とても音楽的でご自分の世界をきちっと持っておられる方でした。また別の会場でもぜひ聞いてみたいです♪
ただもったいなかったのは、素晴らしい演奏でしたのに平日のせいか観客が少なめだったことです。ちょっと残念でした・・。
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年度末や始めで忙しく、久しぶりの投稿になってしまいました。
昨日は先日共演者の都合で延期になってしまったコンサートのリハーサルで、須賀川でした。5/7にコンサートがあるので、3月に入ってから毎週1回の割合でオルガン練習にお邪魔しています。普段のコンサートは、なかなかここまで通い続けることは出来ません。近くならまだしも、遠い会場ではなおさら・・です。時間に限りがある時には前日と当日のみ!というタイトなことも多いです。

楽器でいちばん大変なのは、やはりオルガンかな? と言うのも、オルガンはほとんど「自分の楽器を持ち歩き/持ち込み」が出来ないためです。そして、ほぼ全ての楽器の仕様が違います。鍵盤の数、ストップ数(音色)、鍵盤の幅や長さ・重さなど、あげればキリがありません。普段触っていない楽器では100%は無理だとしても、何とか80%以上の実力を発揮出来るようオルガニストは直前まで練習と調整にいそしみます。

先日のリハーサル、本当は3月末のはずでした。しかし、花粉症がひどくて体調が悪くなってしまったソプラノの友人のために今日に延期をしました。私も年度末で忙しくて体力が落ちていたので、ちょうどよかったのかもしれません。

今日はオルガン&歌の曲のみを合わせましたが、午後からあっという間に5時間ぐらいを費やし1回目のリハを終えました。久しぶりの合わせ、また初めての曲ばかりでまだまだ練習や勉強が必要ですが、取りあえずは終了して安堵しています。
ソプラノの友人は仙台在住なので、郡山〜仙台の高速バスを利用して日帰り。なんと往復で2000円強と格安! 新幹線では、1万円弱はかかります・・。彼女は丁寧に準備をする方なので、本番直前をのぞいてもまだもう1回はする予定。歌手にしてはあまり疲れずに歌ってくれるので、私も助かります。

オルガン&ソプラノの演奏曲目は、バッハ、ヘンデル、パーセル、モーツァルト、ハイドンの6曲です。オルガンソロも3曲ほど入ります。入場は無料ですので(須賀川教会さん、すごい!)ぜひぜひお出かけくださいませ。心からお待ちしています♪
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須賀川教会の画像はこちらへ。
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九州では2度目のコンサートが実現しました。今回は時々参加している韓・在日・日の女性神学フォーラム出席がメインでしたが、せっかくなので・・と友人がコンサート会場となる教会をわざわざ探してくださいました。美紀ちゃん、ありがとう!
紹介していただいたのは、筑豊地区に位置する飯塚教会。いつもの礼拝は10人に満たない・・ということですが、そういう中で会場を引き受けてくださって本当に感謝でした。
飯塚教会は小さいけれども前任牧師の頃に改装されたということで、必要なものは皆揃っていて気持ちのいい会堂です。車椅子への配慮がなされ、最近バリアフリーへ以前よりも関心があったので感心させられました。

今回の滞在は、ほぼ福岡・春日市の友人宅に泊めてもらって毎日練習に通いました。電車で1時間以上かかるので少し遠かったですが、でも知らない土地を移動するのも楽しいものです。
牧師の正井先生とも親しくさせていただいて、ハードな日程ながらも楽しく準備をすることが出来ました。

筑豊地区を初めて訪れて、小さい教会がとても多いこと、でもその中でそれぞれがとても協力して連帯している様子に大変励まされました。九州は、奥羽や東北とはまた違った厳しさがあり、その様子を垣間見せていただきました。牧師たちは気さくでカジュアルな方ばかり。地区の人々と手をとり牧会されている様子が本当によく伝わりました。きっとイエスは、このようにされていたのですよね☆

コンサートは教会の電子オルガン(ドリマトーン)と正井先生のリードオルガン、それから若松教会多田さんのベビーオルガンをお借りして3台用いました。いつもそうなのですが、オルガンはほとんど楽器の仕様が違うので使いこなして最大限の魅力を引き出すまでには時間がかかります。
何とか無事に終えることが出来まして、その上会場が広くない割には(=お客さんが近いのです)集中して演奏出来たので幸いでした。ちょうど礼拝堂がいっぱいになり、教会の方もとても喜んでくださいました。